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【合格体験記】SecuriST 認定Webアプリケーション脆弱性診断士を受験して感じたこと|難易度・勉強時間・勉強方法

この記事では、以下についてまとめています。

  • ・脆弱性診断士(webアプリ)とはどんな資格なのか(ざっくり理解)
  • ・どんな人に向いている資格なのか
  • ・実際にやった勉強方法・学習時間
  • ・試験の出題傾向・難易度感
  • ・取得して実務で役立ちそうか?

お疲れ様ですきょうにぃです。コンチワコンチワ!!

今回は SecuriST 認定Webアプリケーション脆弱性診断士の合格体験記をまとめました。
正直に言うと、この資格―― 体験記や試験情報(過去問等)がとにかく少ない。
だからこそ、これから受験する方の

 全体像の把握 ・勉強量の目安 ・実際どれくらい難しいのか

このあたりが少しでもイメージできるよう、実体験ベースでまとめました。

本記事は、こんな人に向けて書いています。

  • ・セキュリティ未経験〜初級者
  • ・セキュリティ資格の取得を検討しているSE
  • ・Web脆弱性を体系的に学びたい人

※本画像は生成AIにより作成したイメージであり、公式素材ではありません。

結論|Webアプリ脆弱性診断士は取る価値ある?

結論から言うと、「セキュリティ初学者〜中級手前のSEにはおすすめできる資格」です。

  • 難易度:中程度(約50〜60時間の対策で合格可能
  • 学習効果:Web脆弱性の全体像を体系的に理解できる
  • 実務直結度:★★★☆☆
    ※即戦力というより“診断方法(ざっくり)・レビュー視点”が身につく

一方で、

  • ・実践的な診断スキルを期待するとやや物足りない
  • ・更新型資格(3年)なので長期コスパは微妙

脆弱性診断領域への“最初の一歩”としては、非常にバランスの良い資格です。

はじめに|自己紹介・経歴・事前知識

まずは簡単に筆者の自己紹介です。※2026年2月現在での情報

  • 職種:SE(6年目)
  • 経歴:インフラ5年/アプリ1年
  • 分野:金融機関向けSIのアカウントSE

セキュリティ経験について

セキュリティ案件の専門というわけではなく、 知識レベルは基礎的なもののみでした。
※CCT(認定サイバーセキュリティ技術者)は取得済み。

脆弱性診断やSOC業務、ログ監視の実務経験はありません。

ただ振り返ると、 「今までトラブってきた案件、だいたいセキュリティ絡みだったな…」 というのは正直なところです。

取得済み資格・学習経験

取得済み資格は以下の通りで、クラウド領域を中心に資格取得を進めてきました。

  • 基本情報技術者
  • AWS:CLF / SAA / SOA / DVA / SAP
  • Azure:AZ-900 / AZ-104
  • セキュリティ関連:CCT(認定サイバーセキュリティ技術者)

インフラ〜アプリの基礎知識はあるものの、
Web脆弱性を専門的に学んだ経験はほぼ無しという状態で受験しています。

SecuriST 認定Webアプリケーション脆弱性診断士とは?

SecuriSTは、Webアプリケーションに特化した脆弱性診断スキルを測る資格です。
本資格の特徴を端的に言うと、

「Web脆弱性の基本を体系的に理解しているか」を問われる資格

出題範囲は基本的にシラバス・研修内容に準拠しており、

  • 脆弱性の基礎知識
  • 攻撃手法の理解
  • ペイロードの挙動
  • 条件下でのリスク判断

など、診断士として最低限知っておくべき知識が問われます。
より詳しく知りたい方は以下をご参照。

受験を決めた理由

最大の理由はシンプルで、

セキュリティ領域の需要が高くなると予想したから。

ランサムウェアや情報漏洩はもはや“珍しい事故ではない”時代です。

PMや上流工程にいる人間でも、

  • 「この設計、危なくない?」
  • 「攻撃されたらどうなる?」

という視点を持てるかどうかで価値が変わると感じました。

また難易度的にも、

  • CEH、情報処理安全支援士、CISSPほど重くない
  • かといって入門すぎない

難易度が“適度”と感じたことも決め手でした。

勉強方法・やったこと

前提:公式トレーニングについて

公式トレーニングでは、

  • ・公式テキスト※約100P程度×2冊
  • ・演習環境(ラボ)※試験後数週間で利用不可

が提供されます。
上記の公式トレーニングに参加して、後述する試験対策を実施しています。
※ラボ環境が利用できる期間が思いのほか短く、勉強には一切利用していません。

勉強期間・学習時間

具体的な学習時間としては、

  • 勉強期間:約3.5週間(約1ヶ月)
  • 学習時間:
    • 平日:1~2時間程度
    • 休日:2~3時間程度
  • 総学習時間:約55時間

※感覚的には、ちょうど良かったです。

使用教材

使用教材は、

  • ・公式テキスト
  • ・シラバス
  • ・生成AI(ChatGPT、Gemini)

基本的に 公式教材オンリー です。
※シラバスは出題範囲の確認に利用していました。

学習の流れ

勉強としてやったことは、

  • ・テキスト:2周
  • ・シラバス理解
  • ・模擬問題演習

分からない用語は、 その都度ChatGPTに聞きながら理解を補完していました。
※模擬問題演習は公式の問題集は無い(2026年2月時点)ので注意。
 どのように演習したかは後述します。

合格の決め手は「生成AI壁打ち戦法」

中でも学習の肝となったのは「生成AI壁打ち戦法」です。

以下を積極的に実施しまして、

  • シラバス内容を解説させる
  • 想定問題を生成させる
  • 模擬試験を作らせる

結果として、

出題範囲の約8割をカバーできた感覚があります。

正直、この勉強法がなければもっと時間がかかったと思います。
※これから受験する人にはかなりおすすめです。

演習問題生成時の具体的なプロンプトは、

SecuriST(セキュリスト)認定Webアプリケーション脆弱性診断士の試験を受験予定
なので、想定問題を解きたいと思います。
実戦形式で30問出題をお願いできますか。クイズ形式で4択問題をお願いします。
難易度は本番想定で実際に出題されるレベルの問題を予想して出題してください。
出題範囲はシラバスを参照し、Silver列が”○”となっている部分を対象としてください。

出題範囲のシラバス(資料へのリンク付き)を先に生成AIに読み込ませておき、
上記プロンプトを入力すれば、問題が生成されます。
※ちなみに、とある用語について解説してほしい時は、
 ”SQLインジェクションについて解説”とかで全然質の高い解説をしてくれます。

試験の出題傾向・難易度感

※守秘義務の範囲内で、かなりざっくり書きます。

出題傾向

約7割は、

基本用語の理解を問う問題

残りは、

  • ・ペイロードの挙動理解
  • ・とある条件下に対して脆弱性が有るかを問う問題
  • 等々

上記のようにやや難しいと感じるテーマが出題されました。
ただ、基本的にはシラバス・研修範囲から出題されます。
※ツールの細かな使い方等は出題されず、
 演習環境は利用しなくても試験突破可能です。

想定外だったポイント

試験準備として、やや想定外だった点は、

  • ・PCI DSS(クレジットカード業界のセキュリティ基準)
      → シラバスでは×なのに出題?
  • ・IDS / IPS の違い
      → NW領域では?
  • ・IP関連知識
      → NW領域では?

「これNW領域じゃない?」と感じる問題もありました。

👉 周辺知識も軽く押さえておくと安全です。

難易度は高い?低い?

結論から言うと、

ちゃんと対策すれば難関ではない。
ただしノー勉は普通に落ちると思います。

暗記だけでは少し厳しく、

  • ・用語の意味
  • ・攻撃の仕組み(攻撃が行われるのはブラウザ側なのか、サーバ側なのか等)

まで理解できていると心強いです。

試験概要・試験当日の流れ・注意点

試験の概要及び当日の流れをざっくりまとめると以下になります。
※受験時点(2026年2月)の情報です。

  • 受験方式:テストセンター試験
  • 持ち物:身分証明書
  • 試験時間:1時間
  • 出題形式: 選択式30問※4択問題
  • 合格基準: 70%以上

時間はかなり余裕があり、 私は 30分程度余りました。
ほぼ4択(単一選択)の問題となり、4択(複数選択)は少数ですが、
出題されました。

手応えとしては、

  • 自信あり:21問
  • 半々:6問
  • 無理:3問

といった感覚で、
体感的にも「落ちては無いよな、、、」というラインでした。

合否結果・スコア

合否結果及び獲得スコアは以下の通りです。

  • 結果:合格
  • スコア:80%

事前準備をそれなりにやっていたこともあり、 点数はほぼ想定通りという感覚でした。
”Web関連技術”の部分が著しく悪いですが、
これは筆者がインフラエンジニアなので、致し方なし、、、
※実施結果証明書を撮影したので、証跡として添付しておきます。
※個人情報保護のため一部情報を加工しています。

取得して役立ちそうか?(正直な感想)

結論から言うと、

役立つかどうかは“ややイマイチ寄り”の資格だと感じました。

正直なところ、体感ベースでは CCTの方が実務に直結していた印象です。

主な理由は、

  • ・演習環境が数週間で利用不可となり、実務を想定した復習が十分にできない
  • ・試験は4択形式のため、診断業務そのものができなくても知識ベースで突破可能
  • ・資格の有効期限が3年で、更新には再受験が必要※再受験はテンションダウン

一方で収穫が無かったわけではありません。

Webアプリケーションにおける脆弱性診断が どのような観点で行われるのか
大枠のイメージは掴めました。

例えば設計レビュー時等でも、

  • Cookie周りの設定は適切か?
  • 入力値をそのまま利用していないか?

といったポイントに自然と目が向くようになると思います。

そのため、マネジメント寄りの立場であっても
セキュリティ観点を持ってレビューに参加できるという意味では、
価値を感じられる場面は十分にあります。

次はさらに理解を深めるため、
**脆弱性診断士(NW)**の取得を目指していく予定です。

これから受ける人へのアドバイス

まず、本資格取得をおすすめしたい人は、

  • ・セキュリティを本格的に学び始めたい初級者
  • ・Webアプリの脆弱性を体系的に理解したい人

具体的な診断業務のやり方を学ぶことができるので、
脆弱性診断に携わる可能性のある方にはオススメできる資格です。
※このレベル感であれば、未経験の方でも取得可能な範囲だと思います。

また、勉強のコツとしては、

  • ・シラバスベースで学習する
  • ・用語は丸暗記せず、意味合いを理解する
  • ・模擬問題を解きまくる

何より、生成AIを使って問題演習する戦法は本当に効果的でした。

※もう少し細かい話が聞きたい方がいたら、別途配信活動もしておりますので、良ければ遊びに来てください!(ゲーム実況のchですが、リアルタイムで質問に答えたいと思います。)
きょうにぃ – Twitch※配信目安は毎週日曜日21~23時

まとめ

SecuriST 認定Webアプリケーション脆弱性診断士は、

  • 学習コストはそこまで高くない
  • それでいて実務に関連する知識が得られる

初学者向けセキュリティ資格としては、コスパはかなり高いと感じました。
次は姉妹資格の脆弱性診断士(NW)の方にも挑戦していきたいと思います。
本記事がこれから受験される方の参考になれば幸いです。
応援しています!

そんじゃ、お疲れさんした!

※本記事は、私自身の受験体験をもとに記載しています。
 もし内容に誤りや補足すべき点があれば、XのDMで教えていただけると幸いです。
 可能な範囲で随時アップデートしていきます。

動画で解説|【合格体験記】SecuriST 認定Webアプリケーション脆弱性診断士

動画URL★制作後別途更新★

ABOUT ME
きょうにぃ@SIerリーマン
20代後半/理系大学院出身/IT系サラリーマン/クラウド系インフラエンジニア/(たま~に)雑談配信 -自己紹介- 学生時代に教育分野に興味を持ち、教員免許を取得するも一般社会を知らない人間が教壇には立てないとひねくれていた結果、気づけば大手企業のSEとして日々修行中、、、 浅く広い知識量、人当たりの良さ、面倒見の良さ、たまに見せるハッタリが持ち味。 -経歴- 2020年 某理系大学院卒 2020年~現職(大手SIer勤務) 2021年~ゲーム配信活動開始@twitch 2023年~きょうにぃブログ開設 -経歴- 2020年 某理系大学院卒 2020年~現職(大手SIer勤務) 2021年~ゲーム配信活動開始@twitch 2023年~きょうにぃブログ開設 -保有資格- 中高教員免許(数学) IPA基本情報技術者 AWS資格 CLP,SAA,SOA,DVA,SAP Azure資格 AZ-900,AZ-104 ※技術力よりコミュニケーション力が武器です。